【端午節について…】ちまきを中国語で何て言うの?
2017年5月30日
皆様ご覧いただきありがとうございます。
今日は中国の端午節(duan1wu3jie2)、旧暦の5月5日です。
ここではちまきの由来や端午節でよく使う「成語」などについて少し紹介したいと思います。^^
❖端午節にはちまきを食べます。
ちまきは中国語で粽子(zong4zi)と言います。
粽子(zong4zi)を食べるのは、戦国時代の楚の詩人屈原の命日である5月5日に彼を慕う人々が彼が身を投げた汨罗江(mi2luo2jiang1)にちまきを投げ入れて供養したこと、また、屈原の亡骸を魚が食らわないよう魚のえさとしたものがちまきの由来とされています。
粽子(zong4zi)は中国古い時代からある食べ物で、各地方や民族独特の工夫が凝らされて進化し、現在も各地にちまきがあります。米を竹などの植物の葉で包み、それをゆでたり蒸したりすることで植物から出る灰汁が防腐剤代わりとなる保存食です。
❖端午節に行われる有名な行事といえば、赛龙舟(sai4long2zhou1)、ドラゴンボートレースです。
「ドラゴンボート」とは、国際大会も開かれているスポーツ競技です。舵取り1名、太鼓手1名と、18~20人の漕手からなる細長いボートで、龍を模した飾りが施されています。中国語で龙舟(long2zhou1)と言います。
赛龙舟(sai4long2zhou1)の時によく使う成語
☞【全力以赴】(quan2li4yi3fu4)
全力を投入する、全力を挙げて仕事を成し遂げる。
☞【同舟共济】(tong2zhou1gong4ji4)
同じ立場に置かれていた者がお互い助け合う。
☞【戮力同心】(lu4li4tong2xin1)
力を合わせ心を一つにする、一心同体となって力を出す。